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中学校給食試食会レポート(長文です) 

中学校の給食については、「見ばえがちょっと…」「味がいまひとつらしい」といった話を耳にすることがあり、4月に四中生となる息子を持つ私も、正直なところ、あまり期待できないのかなと思っていました。ただ、育ち盛りの子どもたちにとって毎日の食事はとても大切です。実際の様子を知らないまま判断するのは違うと思い、枚方四中での給食試食会に参加してみました。

1月27日当日は、主催の地域教育協議会、場所を提供してくださった鴨田四中校長の挨拶に続き、共同調理場の場長と栄養教諭の先生からお話を伺いました。
共同調理場(山田池公園の近くにあるそうです)の成り立ちや、日々の給食作りの様子を動画で見せていただき、まずそこで印象が変わりました。
思っていた以上に丁寧に、手間をかけて作られていることが伝わってきたからです。

中学校の給食は、共同調理場で調理されたものが弁当形式で各校に届けられています。
同じ調理場内の別のゾーンでは小学校給食も作られています。
小学校は山之上小のような食缶形式です。どの小学校にも学校の敷地内に調理場があるわけではないと知りました。
アレルギーのある子どもについては、専用の部屋で個別に調理し、一人ひとり名前を確認しながら提供しているとのことでした。
説明を聞くうちに、思っていたよりずっと気を配って作っていると感じる場面が何度もありました。

調理は早朝から始まり、早い方は朝3時に出勤して準備を始めるそうです。
野菜の下処理は朝7時頃には終わり、材料の状態をよく見ながら調理が進められていきます。
温度や衛生管理にも気を配られており、味の確認は栄養教諭の先生が行っているとのことでした。
完成した温かいおかずは、65℃を保った状態で各校へ運ばれるそうです。
話を聞くにつれ、子どもたちが安心してたくさん食べられるようにと願う、たくさんの人達の心のリレーが行われているように感じました。

この日の試食メニューは、ごはん、牛乳、豚キムチ、厚揚げの炒め物、春菊のナムル、りんごでした。


このようにお弁当箱に入っていて…

開けると
あふれんばかりのごはんとおかず!!
(右上のお茶は今回の会で出していただいたものです。牛乳はストローレスで、開け口から直接飲むのだそうです。そういえばマクドナルドもストローレスを進めていますよね。)

実際に食べてみると、これも良い意味で予想と違いました。
全体的にやさしい味付けですが、薄いというより素材の味が分かる味。
厚揚げの炒め物は味がよく染みていながら食感が残っていて、噛む楽しさがありました。豚キムチはキムチのタレではなく白菜キムチを使っていることが分かり、本格的だと感じました。
辛くはありませんでしたが、漬物が苦手な子には少し好みが分かれるかもしれない味でした。
もう少しお肉が入っていてほしいなと思いました。
ナムルはほどよい塩気があり、試食会では「大人ならビールに合いそうですね」という声が出ていました。
りんごは皮付きで、芯はなし。
変色止めの塩水処理がされていたようなので、慣れていない子には少し食べにくかったかもしれませんが、丁寧な下処理だと思います。

一食330円とは思えないボリューム!私は早々に完食しましたが、その後しっかり満腹感がありました。
ごはんは小盛り・普通盛り・大盛りから選べ、私がいただいた普通盛りでも量があります。大盛りは普通盛りを2つとのことでしたので、よく食べる子でも物足りなさを感じにくそうです。

「茶色のおかずが多い」「彩りがよくない」という声もあるようですが、実際に食べてみると、茶色のおかずにはしっかりと味が入り、素材のうまみが引き出されていたので、私は「茶色のおかず=おいしいおかず」だと感じました。
彩りをよくするためには緑、赤、黄の食材を使うことになります。
温かいおかずは65℃を保って運ばれるうちに茶色みが強くなると思うので、冷たいおかずが彩りを担うことになりそうです。
食の安全優先になるので仕方のないところはありますが、映えメニューをこちらから提案してみるのもいいのではないかと思いました。

利用方法については改善してほしいと思う点がありました。
中学校給食の注文と支払いは、前の月の20日までにインターネットなどで行い、利用日は選べず、その月に「利用するか・しないか」を月ごとに決める仕組みになっています。
この点が、給食利用のハードルの一つになっていると感じる方もいるのではないでしょうか。
ただ、こうした点も含めて、給食についての要望や意見を保護者の立場から伝えていくことで、今後さらに利用しやすい形に改善されていく可能性もあるのではないかと思います。

お弁当も良い選択だと思います。
子どものリクエストに応えてあげられますし、思春期の子とのコミュニケーションのいい機会になります。
しかし夏場の食材の傷みや毎日の調理の負担があるように思います。
その点、温度管理や衛生管理が行き届いた給食は安心感がありますし、(特にお母さんが)早起きしなくて済みます。
また、お弁当分の荷物がないと楽です。
登校途中で買い物をする必要がないことも、金銭トラブル回避につながると思いました。

試食会に参加してみて、中学校給食に対する印象は大きく変わりました。
正直あまり期待していなかったけれど、思っていたよりずっとよかったというのが率直な感想です。
ほかの参加者も笑顔で同じような事をおっしゃっていました。

試食後の懇親会では、コーヒーをいただきながら、他校の保護者や四中の保護者、校長先生とも話をすることができました。
四中について聞いてみたかったことをいろいろと聞くことができました。
おいしい給食をいただけた上に楽しくお話できて、とてもよい時間を過ごしました。

長々と書いてきましたが、第一子の中学校進学を迎えるご家庭にとって、給食を考える際の一つの参考になれば幸いです。
また、機会があればぜひ試食会への参加をおすすめしたいです!


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